昨日の宝島社の新聞広告、
ネットで話題になっているので
ご覧になった方も多いと思う。
新聞を開いて、私もかなりギョッとした。
ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。
私たちは騙されている。
この一年は、いったい何だったのか。
いつまで自粛をすればいいのか。
我慢大会は、もう終わりにして欲しい。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。
今こそ、怒りの声をあげるべきだ。
(5/11(火) 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞各全国版朝刊)
「政治に殺される」などというくらいだから、
反自粛の声をあげているのかと思ったけど、
全部読んでみても何を批判したいのかがわからない。
何に対する「怒りの声」なのか、判然としない。
ワクチンもクスリもない、ということは、
それが国民に行き届かないことに対する怒りなのか。
それならつまり、ワクチンがあれば万事OKってこと?
そんなにワクチンって万能なの?
私はこんなに短期間であっさり承認されるワクチンなど
怖くて打ちたくない。
要するにコロナ恐怖症が前提にある「ワクチン信奉者」の声に
過ぎないのだろう。
あれこれ反権力っぽく書いてあるけど、要約すると
「ワクチンよこせーーーーッ」ということか。
別に政府をかばうわけじゃないけど、
遅々としていたって高齢者に順次、予防接種の通知は
来ているではないか。
予約が2ヵ月先になるからといったって、
多額のカネかけて新聞全面広告で訴えるほどのことか?
そもそもの元凶は、これほどまでにコロナ恐怖を刷り込んだ
メディアにこそあるのではないか。
そこがわかっていないから、全然ピンとこないのだ。
ワクチンこないの政府のせいじゃん!
何とかしてよ!!!
何とかできないの!?
けしからん!
と言っているだけに過ぎない。
しかも「タケヤリ」云々って、なんで
どいつもこいつも負のイメージを植え付けるために
戦争を利用するかね。悪質な印象操作です。
ちなみに「タケヤリで戦えというのか」とあるけど、
どかーんと掲載されているこの写真、
なぎなたですから。